ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー

    めろん

    当たり前のように過ごしている幸せな毎日に、突然襲い掛かってくる不幸。
    安寧を取り戻すため、人知れず主婦たちは闘い続けている――

    綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    …他人と比べてちょっとばかり生活能力が欠如していることを除けば…。

    小言ばかりの姑には憤りを感じることも多いけれど、それでもご近所には仲の良いお友達もいるため
    騒がしくも楽しい日々を送っていたのだが――

    DVに不法投棄、虐待、借金…etcetc。
    身近にも様々なトラブルが起き、私たちから笑顔を奪う事態が巻き起こり――

    その問題!!主婦代表として私たちが解決してみせます――!!

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版 第1話

    めろん

    「殺すような深手は負わせないのがやつらの手口なのよ」
    見るたびに痣や傷が増えるご近所ママ。もしかしたら最低なクズ夫が原因―?

    私・綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    姑に小言を言われながらも、毎日を楽しく騒がしく生活していたのだけれど――

    最近、習い事先の奥さんの様子がおかしいことに気づいてしまった。
    よその家の問題に首を突っ込むのはご法度かもしれないけれど、
    このままだと彼女の命が危ういかもしれないなら…躊躇ってはいられないー!!

    後日、友人と一緒に彼女の家を訪ねると――
    雰囲気は暗く、カーテンは閉め切っていて、心身とも限界に来ているようで、
    私たちは間違いなくDVだと確信したのだけれど―…

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版 最終話 ~全員集合――っ!!~

    めろん

    「…どうしよう私、体なんて売れないよっ…」
    優しい憧れの彼と突然の再会!!でも要求されたのはカラダを使ったお仕事で―!?

    私・綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    ちょっとばかり金銭感覚がずれていて、ちょっとばかり浪費癖のある―…
    そのため、我が家では姑が家計を握っていて、私は姑からお小遣いをもらっている身分。

    だから、今回どうしても欲しいものを買うために何をしてでもお金を稼ぎたいのだけれど…。
    そんな時に出会ったのが、高校時代に憧れていたイケメン同級生!!

    数年ぶりの再会で舞い上がっていると、さらに「おいしい仕事」まで紹介してくれて――
    断るなら旦那にもチクっちゃうと言われたら、もう私…。

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版 第4話 ~姑の恩返し~

    めろん

    亡き夫への恩返しは悪徳金融で多額の借金!?姑の異常な行動を阻止できるのか――

    私・綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    これまで暴走しがちな私の手綱を握ってくれていたみんなのお姉さん的存在の得田さんのお話。

    彼女の義母も(私の家のように)何かと過干渉らしく、
    特に義父が亡くなって以降は、さみしさもあるのかアポなし訪問が増加傾向に――
    さすがに辟易していたようなのだけれど、今度は夫のために200万円ほどおねだりしてきて!?

    突然すぎる上に非常識な言動に強く拒否してしまう得田さん。
    けれど、そのおねだりは切実なもので、義母は躊躇なく借金までしようとして―!?

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版 第3話 ~母親が守るべき生命~

    めろん

    「こちらへは高い月謝払ってるんですからね。きちんと面倒見てもらわないと困ります」
    問題を起こす園児は訳アリ家庭―― でも…先生を困らせるのは必死のSOS!?

    私・綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    最近、親友の桃ちゃんが元気ない。

    原因はなんとなく想像がつく…。
    親友が保育士として勤めている保育園で、体罰・虐待のうわさが流れているからだ。
    名指しされているのは、親友の桃ちゃん。

    言う事は聞かせるために手を出した…という論調らしいけど、そんなこと絶対ありえない――のに、
    何故か桃ちゃんは私を制止して――

  • ご近所戦隊 シュフレンジャー 分冊版 第2話 ~ゴミの還るべき場所~

    めろん

    不法投棄で街が荒れ放題ー!!市民として警察沙汰にいたします!?
    純真すぎる正義感は身の危険を呼び込んじゃう――

    私・綾瀬七奈はどこにでもいるような平凡な専業主婦。
    今日も習い事の友人たちと賑やかな時間を過ごしていたのだけれど、

    そこで出会ってしまったのが、今どき珍しい強面サングラスの「その手の人」。
    恫喝されているのは、市長の姪だというお嬢様で――

    箱入りで育ったためか、怖いもの知らずで真っ向から正論をぶつける彼女。
    まっすぐ過ぎる正義感は、ともすれば危うい面もあるわけで――

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